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コレステロール改善:

コレステロール全部が悪いわけではない。いい働きもたくさんします。このコレステロールの中でいい働きをするのが高比重リポタンパク(HDL)です。逆に悪さをするのが低比重リポタンパク(LDL)と超低比重リポタンパク(VLDL)です。

HDL:血液中のコレステロールの約20%を運んでおり、主にレシチンでできている。動脈に粘りつかさず、コレステロールを移動させる洗剤のような作用をもった善玉。
LDL:血液中のコレステロールの65%を運んでいるが、他の物質と合体して動脈に沈着し、やがて動脈をふさぐ悪玉。
VLDL:血液中のコレステロールの15%を運んでいる。VLDLが多いと肝臓はLDLを多く送りだすことになり、心臓病のリスクは高まる。

高脂血症とは血液中の脂肪の量が増えており、高コレステロール血症の人も言葉の違いはあれ、同じことです。

それではまず悪玉の食事から:
脂肪の多い肉、喫煙、カフェイン、避妊用ピル、食品添加物、環境汚染物質、等

善玉の食事:
人参、ブロッコリー、カリフラワー、なす、月見草油(イブニングプリムローズオイル)、食物繊維、オメガ3脂肪酸(EPA、DHA)、にんにく、しょうが、大豆(レシチン)、玉ねぎ、紅花油、ひまわり油、ぬか等

以下のようなビタミン、ミネラル、アミノ酸も重要な働きをします。
ベータカロチン:有害なコレステロールを下げる
ビタミンC:血中コレステロールを下げる
リノール酸、ガンマリノレン酸:動脈にコレステロールが沈着するのを防ぐ
イノシトール:コレステロールを下げる
ニコチン酸アミド、ビタミンB3:コレステロールと中性脂肪を減らす
亜鉛:コレステロールの沈着を防ぐ
メチオニン:コレステロールを下げる

治療方法:
1.食事に気をつける。タンパク質はオメガ脂肪酸(DHA、EPA)を多く含んだ寒水魚(青魚)から摂る。
2.メガタイムやMV(キーレイトされたミネラルとビタミンB群(それぞれ50mg以上)を含む高単位のマルチビタミンを1日1錠=ビタミンやミネラルの中にはコレステロールを減らす働きがある(上記)
3.オメガ3脂肪酸やガンマリノレン酸を含むサプリメントを毎日摂る。DHA/EPAデフェンゾルシャークリバーオイルフラキシードオイルイブニングプリムローズオイル等。