All rights reserved. Copyright(C) 1997 Orange Drug Co.Ltd. 転載、コピー禁止

健康や商品について等、どのようなことでもオレンジドラッグメールや電話(0836-58-5639)でお気軽にお問い合わせください。

<アレルギーとビタミンC>
春になると憂鬱な「花粉症」。他に牛乳や卵などの食品から、チリやダニになどが原因になるアレルギーもあります。私たちの体内のいろいろな組織にはヒスタミンという物質があり、ふだんはタンパク質と結びついて眠っています。ところがスギの花粉など、その人にとってアレルギーの原因となる物質に触れると、体内で抗体というタンパク質がつくられ、原因の物質と結びつき、それと同時にヒスタミンはタンパク質と離れて活動を始めるのです。これが鼻で起きればアレルギー性鼻炎に、皮膚で起きればジンマ疹になるというわけです。減感作療法と言って、アレルギー反応を起こさない程度に、原因物質を注射し、少しずつ増やして体に慣れさせ、最後にはアレルギー反応を起こさないようにする方法です。海外ではよく「ホースラディッシュ(わさびダイコン)」を摂取し、刺激を与える方法を使うことがあります。またビタミンCの効果も注目されています。体内にはヒスタミンのわるさを抑えるサイクリックAMPという物質がありますが、これが少なくなるとアレルギーが起こることがわかっています。ビタミンCを多めにとると、このサイクリックAMPが増えるのです。実際に喘息患者にビタミンCを与えたら発作の回数が少なくなったという報告があります。ビタミンバイブルで有名なアール・ミンデルもビタミンCとMSMでアレルギー症状や喘息が治ると言っています。
関連製品:Hayfever & Sinusitis
関連製品:MSM
関連製品:エスターC
関連製品:ハイポテンシ−C1000

<風邪と戦うビタミンC>
「風邪は万病のもと」などと言われ、インフルエンザにかかると体力のないお子様やお年寄りが命の危険すらでてくるので決して油断できません。風邪の原因はウィルスであることがわかったのは1952年ですから新しいのです。市販の風邪薬は頭痛や発熱、鼻水、鼻づまり、咳などを治療するには有効ですが、インフルエンザにかかると市販の風邪薬では効きません。風邪が冬に流行するのは、空気が乾燥していて、鼻や喉などの呼吸器系の防御反応が低下している為です。風邪をひいている人が1回くしゃみをすると、ウィルスが入っている水滴が10万個位飛び散るといいます。この風邪に対して効果があると言われているのがビタミンC。ビタミンCは体内で酸化されますが、その途中で風邪のウィルスを破壊するのです。また、体内に入ってきたウィルスを食べてしまう白血球の働きを活発にします。さらにインターフェロンといって、ウィルスが増えるのを防ぐ働きをする物質を体内でつくるのにも、ビタミンCは役立っています。ビタミンCは風邪をひいたら1回1000mg(1g)〜2000mg(2g)を数時間おきにとるのがよいとされています。またビタミンAも役立ちます。ビタミンAは粘膜にうるおいを持たせ、ウィルスが飛び込んできても、それに対して防御する働きを強めてくれるのです。
関連製品:エスターC
関連製品:ハイポテンシ−C1000
関連製品:メガACE
関連製品:ベータカロチン

<口内炎とビタミンB2>
口の中が赤く腫れ、白い斑点ができる。そこに触れるとひどく痛むので、物がうまく食べれない。みなさんよくご存知の口内炎です。似たようなものに、唇が荒れる口唇炎、口の両端が切れる口角びらんというものもあります。胃が悪い時や風邪の時にも起こりますが、多くはビタミンB2の不足によって発生します。ビタミンB2の主な働きは、細胞の呼吸を助けることです。私達が酸素を吸っているのと同じように、細胞も呼吸酵素というのがあって、つねに酸素を取り入れているのです。ビタミンB2が不足して呼吸困難になると、そこの細胞は窒息して壊れてしまいます。その結果が口の中にできる潰瘍や、口内炎、口角ビランなどです。ビタミンB2が不足すると何故、口ばかりに現れるのでしょうか?ビタミンB2は全身に必要なビタミンですが、なかでも目や皮膚、口の両端のように皮膚と粘膜の境目は絶えず新しい細胞がつくられているので真っ先に症状が現れるのです。
関連製品:マルチビタミンミネラル
関連製品:スーパーB

<神経痛はビタミンB1不足>
痛みというのは、体の異常サインです。おなかが痛ければ、虫垂炎や腹膜炎を起こしているかもしれず、胸が痛いも、そこに潜んでいる病気を発見する手がかりになります。ところがやっかいなのが神経痛です。肋間神経痛、坐骨神経痛など、体のあちこちで起こる症状なのですが、検査を繰り返しても原因がはっきりしないことがあり、内科医が頭を抱える病気の1つです。ビタミンB1を多目にとることにより、痛みが軽くなったり、消えてしまうことがあります。ビタミンB1は糖質がエネルギーを作り出す時に必要なビタミンなのですが、神経は糖質を唯一のエネルギーにしていますから、その活動は当然、ビタミンB1が欠かせないのです。神経が命令を伝える時に、神経線維の中を電気が流れるのですが、ビタミンB1はその流れをスムーズにするのに役立っています。その典型的な例が、ビタミンB1欠乏症の際に起きる多発性神経炎で、この病気の患者さんの多くは手足にしびれや神経痛などの痛みを訴えます。ビタミンB1を大量にとれば2〜3日で治ります。
関連製品:マルチビタミンミネラル
関連製品:スーパーB

<糖尿病の予防にもビタミン、ミネラル>
日本では糖尿病患者が300万人以上と言われており、年々増える傾向にあります。自覚症状がないので見落としがちで、健康診断で発見されることが多く、尿の中に糖が出るのが特徴です。糖尿病と言っても、症状はさまざま。初期の頃は喉が渇く、水分を取るから、トイレが近くなる。疲れやすく体がだるいという程度ですが、やがて体重が減り、視力が落ちる、神経痛が現れる。動脈硬化や腎臓障害などの合併症を起こしやすくなります。この糖尿病の原因はすい臓から分泌されるインスリンというホルモンが不足する為です。私たちのエネルギー源は、おもに糖質なのですが、これが腸から吸収されて血液に運ばれ、細胞の中に取り込まれるという段階でインスリンが必要なのです。このインスリンが糖質の量に対して不足すると、エネルギー源の糖質が細胞に取り込まれません。そのために、血液中に糖質が増える、それといっしょに排泄される糖尿というわけです。肥満体質の人が糖尿病になりやすいのはそのためで、インスリンの量が人並みでも、食事量が多ければ相対的に不足してしまいます。糖尿病に限らず、成人病の予防にはカロリーのとりすぎや、太りすぎを抑えるのが第一になります。糖尿病対策として大切なのが食事と運動です。運動によって余分な糖質をエネルギーに変えて消費することができるからです。糖尿病の初期段階ではビタミンB群の利用が悪くなるので、ビタミンB1やB2を多めに、そしてビタミンB6を含む食品を取ることが予防になります。ビタミンB6は初期段階ではインスリンの働きを助けるからです。また、ミネラルのクロムはインスリンといっしょに糖の代謝を助け、亜鉛はインシュリンの形成を助けます
関連製品:マルチビタミンミネラル
関連製品:スーパーB
関連製品:マルチミネラル

<白内障とビタミンC>
年をとると老眼になりますが、メガネで補うことができます。しかし、やっかいなのが白内障。視界がかすんで、メガネをかけても治りません。60歳をすぎると、程度の差はあれ、2人に1人は白内障にかかるというデータがあるほどです。カメラのレンズと同じ役目をしているのが水晶体という部分です。本来は透明なのに白く濁ってきて、視力が低下し、やがて失明する恐れがある病気なのです。水晶体はタンパク質からできているのですが、このタンパク質に含まれているシステインという物質が酸化されると水晶体が白く濁ってしまうのです。水晶体はレンズの役目をしているのですから光を通過させなくてはいけません。そのために水晶体には血管がないのですが、それが水晶体が酸化して白濁しやすい理由になっています。白内障にかかっている人の水晶体に含まれるビタミンCの量を調べたところ、正常な人と比べて低いことがわかっています。ビタミンCは抗酸化剤なので、ビタミンCが少ないと酸化されることになります。抗酸化剤といえばエンゾジノール、ピクノジェノール、ビルベリー、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛などです。日頃からこれらを多く含んだ食品を多めにとりましょう。
関連製品:ビルベリー
関連製品:ルティン
関連製品:エンゾジノール
関連製品:ピクノジェノール
関連製品:マルチビタミンミネラル
関連製品:エスターC
関連製品:ハイポテンシ−C1000
関連製品:メガACE
関連製品:ベータカロチン

<ボケと栄養>
「人間は血管とともに老いる」と言われますが、65歳を過ぎてもなお、脳の血管の状態が若いときのままでいる人は、わずか7%にすぎないと言われています。人間は長い年月の間に血管がさびついて、動脈硬化を起こしたり、部分的に詰まったりして、血液の流れが悪くなります。細胞が活動するには常に新鮮な酸素が必要ですから、血液の流れが悪いと脳も酸欠状態になるのです。ではこのようなボケは防ぎようがないかと言うと、そんなことはありません。お年寄りの方でも趣味を持ち、いつも考えたり行動することによってかなり防げます。このような老化現象を取り除くことができるのがビタミンEです。このビタミンEは不飽和脂肪酸から活性酸素をできるのを抑えてくれます。またビタミンEは血行をよくする作用もあります。この活性酸素というのは、細胞の中のミトコンドリアとかマイクロゾームといった大切な部分を包んでいる膜を壊し、細胞の機能を低下させ、さらに進むと細胞全体をこわしてしまうのです。ビタミンEは別名「若返りのビタミン」と言われるのはこの為です。抗酸化剤といえばエンゾジノール、ピクノジェノール、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛などです。日頃からこれらを多く含んだ食品を多めにとりましょう。
関連製品:ビタミンE
関連製品:エンゾジノール
関連製品:ピクノジェノール
関連製品:マルチビタミンミネラル
関連製品:エスターC
関連製品:ハイポテンシ−C1000
関連製品:メガACE
関連製品:ベータカロチン

<胃潰瘍を防ぐコツ>
胃の役割はまず食物のタンパク質を消化することです。胃壁から大量の胃液が分泌され、胃のぜん動運動によって食べ物とよく混ぜ合わされます。胃液の主な成分は、タンパク質を分解するペプシンという酵素と塩酸です。この強力な胃液でタンパク質でできている胃が溶けないのは胃壁を粘膜がおおって守っているためです。胃液の塩酸のお陰で、食べ物についてきた悪い細菌などがここで殺されてしまうので、私たちは少々のことでは食中毒にはかかりません。ペプシンもまた、この塩酸の働きによって初めて活性型になって、タンパク質を分解し、小腸で吸収されやすいようにするのです。ところが、この胃液の分泌量や成分のバランスが崩れると、胃酸過多から胃潰瘍になって、最後には胃に穴が開いてしまうのです。暴飲暴食はもちろんストレスによっても胃潰瘍になります。これを予防するには、食事の時間を一定にすること、空腹の時に仕事を続けるとこともよくありません。食べ物が入っていないのにイライラしたりして胃酸が分泌してしまうのです。また、日頃からビタミンCを多めに取るのもいいことです。ストレスを受けると、副腎皮質ホルモンが分泌され、ストレスから身を守る働きをしているのですが、そのホルモンの原料にビタミンCが使われているのです。
*日本人に不足がちなビタミンB1。このビタミンは酸性では安定しているのですが、アルカリ性では不安定です。炭酸水素ナトリウム(重曹)が入っている消化系胃腸薬を食後に毎日のように飲んでる人はビタミンB1同時に服用するのではなく、ビタミンB1は時間をおいて服用するようにしてください。
*マヌカハニーは胃のピロリ菌を殺す作用があります
関連製品:マヌカハニー
関連製品:マルチビタミンミネラル
関連製品:エスターC
関連製品:ハイポテンシ−C1000

<貧血に効く赤いビタミン>
ビタミンB12は他のビタミンと違って、わずか3ug(マイクログラム)で効果を発揮しますが、自然の食べ物には極めて少量しか含まれていないのです。このビタミンB12はその結晶から「赤いビタミン」と言われていて、体になくてはならない働きをしています。まずビタミンB12の働きとして造血作用ですが、神経の働きにも深く関わっています。ビタミンB12の欠乏として悪性貧血です。貧血といってもさまざまで鉄分不足によるものが多いのですが、ビタミンB12不足によるものは、長い間その原因がわからなかったので「悪性貧血」という名前になってしまいました。鉄分不足によるものは赤血球が小さく、色も薄く、しかも数が少なくなっています。ビタミンB12不足による悪性貧血では赤血球が大きく、色も濃くなっていますが、数が減っています。赤血球というのは、骨髄でつくられて、成熟すると血液の中に流出します。ところがビタミンB12が欠乏すると、成熟が遅れ、巨大な赤血球が少量しか作られないのです。どのような人がビタミンB12欠乏症になりやすいかというと、胃潰瘍などで胃を全部摘出された人です。ビタミンB12が小腸から吸収される時に、胃から分泌される内因子と結びつく必要があり、この内因子がないと、せっかく食べ物からビタミンB12をとっても、ほとんど吸収されないのです。菜食主義者もビタミンB12不足になりやすいようです。ビタミンB12は他のビタミンと違って、レバーなどの動物性食品には含まれていますが、植物性食品にはほとんど含まれていません。
関連製品:マルチビタミンミネラル
関連製品:スーパーB