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抗酸化剤

1回呼吸するごとに、体の中では活性酸素(フリーラジカル)が作り出されています。体はこの破壊的な分子の害を阻止するために自然の抗酸化物質を作り出しているけれども、年齢とともに作り出される抗酸化物質(SOD)は減ってきます。そうなると活性酸素がたまって健康が損なわれ、老化は加速する。
人間は抗酸化物質を食品から摂っているけれども、その量は十分ではない。喫煙者が非喫煙者と同じ血中抗酸化物質濃度を維持するには、2〜3倍のビタミンCが必要なのです。
主に活性酸素を増加させるものは大気汚染、慢性の病気、間接喫煙、食事で摂りこまれる発がん物質、感染、激しい運動、閉経、ストレス、太陽光線、X線などです。
積極的に抗酸化物質を摂るべきでしょう

●抗酸化物質はあなたに何をしてくれるのか
老化のプロセスを遅らせる
血中コレステロール値を下げる
動脈硬化のリスクを下げる
心臓病と脳卒中を防ぐ助けをする
あらゆる種類の癌のリスクを下げる
アルツハイマー病の進行を遅らせる助けをする
腫瘍の成長を抑える助けをする
発癌物質を体が解毒するのを助ける
視力を失わせる病気の黄斑変性を防いで目をを守る
喫煙によるダメージから体を守る助けをする
喘息、気管支炎、肺気腫を防ぐ助けをする
環境汚染物質から守ってくれる

エンゾジノール
エンゾジノールはニュージーランドの権威ある大学のひとつ、カンタベリー大学において研究、開発された植物抽出成分です。
おそらく地球上でもっとも優れた抗酸化剤でしょう。
活性酸素と戦う物質はこれまでにも数多く見つかっています。1950年代に生化学の研究者たちが松の樹皮からの分離に成功したオリゴフェノリック化合物(OPCS )が、これまでに発見された中でもっとも強力な活性酸素を撃退する作用を持つ物質として知られていました。そしてまた長年の間、生化学研究の最前線で、フランスの松の一種の樹皮から抽出されたオリゴフェノリック化合物ピクノジェノールが化学的な認証を受けていました。その成分を分析し、森林破壊につながる樹皮の採取法、化学溶剤を使用するその抽出法に疑問を持ったケルビン・ダンカン博士のグループは、さらに優れた活性酸素と戦う物質を求めて研究を重ねてきました。そして1990年代半ば、より効果的なオリゴフェノリック化合物の分離に成功し、これをエンゾジノールと名づけました。

プロアントシアニジン類とアントシアニジン(ピクノジェノール)
オリゴメリック・プロアントシアニジン類(OPCS )と呼ばれることもある。これらのフラボノイドは血管を守る働きが強く、全身のコラーゲンも強化してしっかり結びつける。その働きによって全身の腺と臓器への血行がよくなるので、多くの病気を予防し、克服する助けとなる。打ち身、静脈癌、痔など毛細血管が脆くなっている状態には治癒的に働くし、骨粗鬆症を防ぐ働きがある

アルファ・カロチン
体内で必要に応じてビタミンAに転換される。動物実験では強力な抗腫瘍効果が認められており、皮膚、目、肝臓、肺の組織を活性酸素による損傷から守る働きはベータ・カロチンの10倍強力。
最高の供給源は加熱した人参とかぼちゃ

ベータ・カロチン
体が必要になった時だけビタミンAに転換され、それ以外は抗酸化物質として働く。ベータ・カロチンが活性酸素の生成を抑えて癌予防に重要な役割を果たすことは複数の研究が明らかにしている。加えて、免疫系を強化し、動脈硬化、心臓発作、脳卒中のリスクを下げ、白内障になるのを防ぐことがわかっている。
色の鮮やかなな果物と野菜に含まれている。あんず、さつまいも、ブロッコリー、かぼちゃ、人参、マンゴー、桃、ホウレン草など
ほとんどのマルチビタミンミネラルにはベータカロチン又はビタミンAは含まれている。

リコピン
プロビタミンA活性のない(体の中で必要に応じてビタミンAに転換されることがないという意味)カルチノイドで、抗酸化力はベータ・カロチンよりもはるかに強い。リコピンはトマト、西瓜、ピンクのグレープフルーツ、その他の果物や野菜に赤い色を与えている色素で、多くのタイプの癌細胞の成長を抑える作用が確かめられている。ピッツアをよく食べている男性は、リコペンを含んだトマト・ソースのおかげで前立腺癌になる人は少ない。リコピンはまた、太陽光線の紫外線からも、煙草の煙に含まれる発癌物質からも、体を守ってくれることがわかっている。
前立腺肥大治療サプリメントのソーパルメット(のこぎりやし)に含まれる

ルティン
これも体の中でビタミンAに転換されないが、強力な抗酸化物質。特に目を保護する働きが強く、有害な紫外線による活性酸素を無害化して、黄斑変性を予防する。
ルティンは、ホウレン草、ケール、かんらんに豊富に含まれており、こういう緑黄色野菜を毎日たっぷり食べている人はサプリメントを摂る必要はない。

フラボノイド
フラボノイドは抗酸化物質で野菜、果物、穀類、植物の葉、樹皮に含まれている水溶性の色素です。植物学的に活性のあるフラボノイドはバイオフラボノイドと呼ばれています。フラボノイドには多くのタイプがあり、植物によって含有する濃度も違ってくる。あるフラボノイドはビタミンEやCの50倍の抗酸化力があるし、赤いブドウに皮に含まれるフラボノイドは、ヒトのLDLコレステロールの酸化を防ぐ力がビタミンEの1,000倍以上です。
ほとんどの海外のマルチビタミンミネラル抗酸化サプリメントに含まれている。

カテキン
ポリフェノール・フラボノイドの仲間で抗生物質に耐性のあるブドウ球菌属の成長を抑えることがわかっている。高コレステロール食を摂っている人の血中コレステロール値を正常な範囲に維持するのを助け、虫歯や歯周病を予防する助けもする。DNAの損傷を防いで胃癌、肺癌の発病率を下げる助けをする強い証拠が示されているし、動脈硬化の始まりを遅らせるという証拠も示されている。
カテキンは緑茶に高濃度に含まれている。流石、日本人長生きですね。

リザベラトロール
これも、ポリフェノール・フラボノイドの一つ、血栓の形成と悪玉LDLコレステロールの酸化を抑えることで、心臓病と脳卒中のリスクを下げることが複数の研究で明らかにされている。また、癌細胞が作られるのを防いだり、悪性の細胞を正常な細胞に戻す働きも確かめられている。
リザベラトロールはぶどうの皮や種子に含まれている化合物。赤いぶどうの皮の濃い紫色の素になっている色素で、カテキンやアントシアニジン同様の抗酸化物質です。

イソフラボン
大豆その他の豆類に含まれている植物栄養素で、フラボノイドの一種である。体内でホルモン様の化合物の植物エストロゲンに転換されホルモン依存性の癌と、それ以外の癌の進行を抑える。イソフラボンはまた、血中総コレステロール値を下げ、高すぎる血中中性脂肪値を下げて心臓病を防ぐ助けをする。イソフラボンはいくつかの種類があるが、もっともよく知られているのはゲニステインとダイゼインです。
大豆の摂取が少ない欧米ではたくさんの大豆を含むサプリメント製品がたくさんあります

ゲニステイン(イソフラボンの一種)
癌細胞に栄養を送る血管が新しくつくれれるのを防ぐ働きをして、癌細胞が広がるのを抑える助けをする。乳癌と前立腺癌のリスクを下げる。
ゲニステインは大豆にしか含まれていない。豆腐、納豆、豆乳、煮豆、煎り豆、きな粉、味噌など

ダイゼイン(イソフラボンの一種)
ゲニステインと一緒に作用して腫瘍の成長を促す酵素の働きを抑える。エストロゲンの強力な作用を抑えて乳癌を予防したい女性にはお勧め、血中アルコール値を下げて二日酔いを軽くする働きもある。

ビタミンA
強力で重要な活性酸素(フリーラジカル)の補足者。ビタミンAとくにその前駆体であるアルファ・カロチンとベータ・カロチンは、発癌物質を破壊して多種類の癌を予防することが明らかになっている。

ビタミンC
この水溶性の強力な働きものは、自分が抗酸化物質として働くだけでなく、体の中にあるたくさんの種類の抗酸化物質の働きを助ける。ビタミンCは体内で発癌性をもつニトロソアミンができるのを阻止する。多くのタイプの癌のリスクを下げる。生命維持に不可欠な免疫細胞の活性を高める。LDLコレステロールの危険な酸化を防ぐ。
海外のビタミンCはほとんどビタミンP(バイオフラボノイド、ルチン、ヘスペリジン)もいっしょに配合します
海外のビタミンCサプリメント1海外のビタミンCサプリメント2海外のビタミンCサプリメント3海外のビタミンCサプリメント4

ビタミンE
脂溶性の活性酸素(フリーラジカル)の戦士で、細胞膜と、その他の脂質を含んでいる組織を守る。白内障を予防する助けとなり、体の免疫対応を強化し、多くのタイプの癌を防ぎ、致命傷な心臓発作発生のリスクを顕著に減らすことがわかっている
海外サプリメントのビタミンE

セレン
ビタミンEと相乗的に働きお互いの効果を高めあう。癌予防に重要な栄養素で、特に放射線や発癌性の化学物質によるダメージを防ぐ。感染時に抗体反応を高め、脳卒中の原因となる血栓ができるのを防ぐ。
海外サプリメントのセレン

亜鉛
風邪と戦う強い戦士。特に高齢者の場合、感染と戦うT細胞を増加させて免疫力を高める。黄斑変性による視力の喪失を遅らせる助けをし、前立腺肥大や前立腺癌を予防する助けもする
海外サプリメントの亜鉛1海外サプリメントの亜鉛2亜鉛を含むサプリメント1亜鉛を含むサプリメント2亜鉛を含むサプリメント3亜鉛を含むサプリメント4亜鉛を含むサプリメント5亜鉛を含むサプリメント6亜鉛を含むサプリメント7

◎海外マルチビタミンミネラルのほとんどが抗酸化物質のビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、セレン(セレニウム)、亜鉛を含んでいます。
海外マルチビタミンミネラル10

ネギ属の野菜
ネギ属の植物は500種類以上あるが、抗酸化物質のスーパースターは、たまねぎ、ねぎ、エシャロット。これらの植物にはフラボノイド、ビタミンC、セレンに加えて、強力な抗癌作用が認められている。とくに細胞から発癌物質を追い出す助けをする硫黄化合物が含まれている。血中コレステロール値と血圧を下げ、血栓を防ぐ働きにより心筋梗塞や脳卒中を予防する助けとなる。解毒酵素を活性化する助けをして肝臓の力となり、アレルギーや喘息を予防する助けにもなる。

ビリベリー
強い抗酸化力を持っている。アントシアノサイド(アントシアニジンの配糖体でアントシアニンとも呼ばれる)を含んで、毛細血管を強くし、白内障、夜盲症その他の視覚の問題から目を守り、血行を改善する。

コエンザイムQ10(補酵素Q10)
生きているすべての細胞中に存在している抗酸化作用をもった栄養素で、体の機能を果たすのに必要なエネルギーを生み出すために必要。年齢とともに細胞中のコエンザイムQ10の量は減っていき、それがおびただしい数の病気と不健康状態に直接的に結びついている。

アブラナ科の野菜
抗酸化物質を豊富に含んだこのグループの野菜(ブロッコリー、芽キャベツ、キャベツ、ケール)はビタミンCとフラボノイドに加えてインドール類とスルフォラファンという植物化学物質を含んでいる。インドール類は腫瘍、特に乳癌の腫瘍の成長を促進する可能性のあるエストロゲンを非活性化する。スルフォラファンは発癌物質を解毒する酵素の活性を高めて腫瘍の形成を抑制する。

イチョウ葉
血液の循環をよくすることで知られている強力な抗酸化力を持ったハーブ。心臓、脳、そして体のすべての部分への酵素の供給量を増やすので、頭の働きをよくし、集中力を高め、筋肉痛を和らげ、インポテンツを改善する助けにもなる。めまいや耳鳴り症状を緩和し、アルツハイマー病患者の認知力や社会性の回復の助けになる。

グルタチオン
この強力な抗酸化物質は、3種類のアミノ酸(システイン、グルタミン酸、グリシン)から肝臓で作られる。すべての内臓組織はもとより全身の細胞を守っていて、癌、とくに肝臓癌を予防する助けをする。グルタチオンは免疫系の後継者として機能し、重金属と薬品の解毒者ともなり、放射線によるダメージを防ぎ、喫煙と酒の飲みすぎの有害な効果を抑える。

リポ酸
リポ酸は体の中でつくられるビタミン様の物質で、活性酸素(フリーラジカル)に対する防衛者です。体内でつくられる抗酸化物質は特定の仕事を受け持っているのが普通だが、リポ酸は水にも油にも溶けるので、オール・ラウンドのピンチヒッターとして他の抗酸化物質の働きを助けることができる。例えば、体内でビタミンCとビタミンEが不足している場合は、リポ酸が一時的にその不足を埋め合わせてくれる。

メラトニン
この抗酸化物質のホルモンは、睡眠中に脳の松果体でつくられて体が自然な生体リズムを維持するのを助ける。その働きで眠りと目覚めのサイクルが生まれ、体内時計がコントロールされる仕組みになっている。不眠症はもちろん、時差ボケを解消するのにも役立つ。
加齢とともに体内のメラトニンの量は低下する。メラトニンをサプリメントで補うと、老化のプロセスを遅らせる助けになり、特に脳細胞の酸化による損傷を防ぐ助けになるので、アルツハイマー病を含めたさまざまな病気の予防にもなる。